こんにちは
浜町リッツ整骨院の堀です!
「先生、今日はどこも痛くないんです。絶好調です!」
メンテナンスに来院された40代の女性。
ズンバ(Zumba)のインストラクターをされています。
施術中、彼女がふと
「なんで骨を整えると痛みが消えるんですかね?」
と、痛みがなくなるプロセスそのものに興味を持たれました。
そこで、身体のプロである彼女へのヒントになればと、少し専門的なお話を共有させていただきました。
【リッツの臨床ノート Vol.71】
カテゴリー:アスリート整体
テーマ:脳のバグを、骨格で直す。
【患者さんの認識 】
40代女性(ズンバ指導者)
「身体が痛い=どこか筋肉や骨が壊れている」
「施術=それを物理的に直すこと」
【共有した「痛みの話」 】
実は、痛みには大きく3つの種類があります。
・侵害受容性疼痛
怪我、捻挫など「部品の故障」。
・神経障害性疼痛
ヘルニアなど「電線の故障」。
そして、2017年に国際学会で定義された新しい概念がこれです。
・痛覚変調性疼痛(第3の痛み)
体にも神経にも傷はないのに、脳が勝手に痛みを記憶・増幅してしまう「ソフトのバグ」のような状態です。
怪我が治っているはずなのに
「動くと痛い気がする」
ロボットのように動きがギコちなくなる。
これは、脳が痛みを「学習(記憶)」してしまっている可能性があるのです。
【骨盤と背骨で「上書き」する 】
では、なぜ私が背骨や骨盤を細かく調整するのか。
それは、この「脳のバグ」を修正するお手伝いのためです。
骨盤(仙結節靭帯)
骨盤は身体の「平衡安定器(ヤジロベエ)」です。
ここが安定すると、脳は「土台は大丈夫だ」と認識し、警戒を解きます。
脊柱(背骨)
ここには中枢神経(脳の出先機関)が通っています。
背骨が積み木のように滑らかに動くと、脳は「あ、この動きは安全なんだ」と再学習します。
つまり、私の施術は筋肉をほぐしているだけでなく、「動いても痛くないよ」という安心情報を脳に上書き保存している作業でもあるのです。
【まとめ 】
「なるほど… 生徒さんが痛くないのに怖がって動かない理由が分かりました」
痛みは患部だけでなく、脳で作られることもあります。
正しい骨格の動きを取り戻すことは、脳の「痛みの記憶」を消去し、本来の滑らかなダンスを取り戻す近道になります。
痛みはないけど、なんとなく動きが硬い。
それは脳がブレーキをかけているのかもしれません。
そのブレーキ、私が解除します
