こんばんは
浜町リッツ整骨院の堀です!
「先生、最近ロードに乗ってると、小指がなんか変な感じがするんですよね…」
今回は、背部痛のメンテナンスで通われている40代のロードバイク乗りの男性。
痛みではないけれど、小指側の痺れや違和感があるとのこと。
ピンときました。 自転車乗りに多い、あの症状です。
【リッツの臨床ノート Vol.66】
カテゴリー:アスリート整体
テーマ:ロードバイクと、小指の痺れ。
【患者さんの訴え 】
40代男性(ロードバイク歴あり)
「手のひらから小指にかけて、痺れるような違和感がある」
「痛みはないが、ハンドルを握っていると気になる」
【私の検査と推測 】
自転車乗りの小指の痺れといえば、「ギヨン管症候群」を疑います。
手首の小指側にある神経のトンネル(ギヨン管)が圧迫されて起こる症状です。
早速、その場所をトントンと叩く検査(叩打検査)を行いました。
「あ、なんか響いて痺れます」
陽性です。
ロードバイクは前傾姿勢のため、どうしても体重がハンドルにかかります。 その圧迫と振動が、神経を傷つけていたのです。
【当院でのアプローチ ✅】
手首だけの問題ではありません。
以前からの背部痛にも通じますが、彼の「肩甲骨と鎖骨」の動きの悪さが根本原因でした。
肩甲骨・鎖骨の開放 肩周りの動きが硬いと、上半身の体重を背中で支えきれず、全て手首に「乗って」しまいます。 肩甲骨と鎖骨の動きを出し、ハンドルにかかる荷重を減らす矯正を行いました。
複雑な手首の矯正 手首の中には、8個もの小さな骨がパズルのように詰まっています。
この配列を整え、圧迫されている神経の通り道を広げた後、テーピングで保護しました。
施術後、もう一度叩いて検査をしましたが、痺れは消失していました。
【ホームケアの指導 】
ご自宅では、脇の下から前腕(腕の内側)にかけて、CBDオイルを塗ってケアするようお伝えしました。
これには、明確な「治療的な意図」があります。
胸郭(肋骨周り)の偏った動きのせいで、腕の筋膜組織が「誤った癖」を覚えてしまっているからです。
CBDオイルを使ってガチガチになった筋膜を緩め、滑走性(滑りやすさ)を良くすることで、正しい身体の動きを再教育させるのが目的です。
【まとめ 】
「ただの痺れだと思ってました…」
神経症状は、悪化すると「麻痺」になります。 最悪の場合、手の筋肉が痩せてしまい、手のひらの形が変わったり、指が動かなくなったりします。
「痛くないから大丈夫」ではありません。
その「何気ない違和感」こそが、身体からのSOSです。
手遅れになる前に、そのサインを私に教えてください。
全力で対処します!
