こんにちは
浜町リッツ整骨院の堀です!
「ジムにも行ってるし、食事も気をつけてる。ここにも通ってる。
それでも、やっぱり腰が重くなるんですよね…」
今回は、健康意識が非常に高い、30代システムエンジニアの方のお話です。 仕事柄、1日10時間以上パソコンと向き合う毎日。 その「座り続ける負担」を、どう帳消しにするか。
仕事を辞めるわけにはいきません。
だからこそ、仕事の負担を「相殺」する技術が必要です。
【リッツの臨床ノート Vol.63】
カテゴリー:リッツ整体(メンテナンス)
テーマ:運動してるのに、なぜ腰痛?
【クライアントの現状 】
30代男性・システムエンジニア(SE) 過去に重い腰痛を経験し、今はメンテナンスで来院中。
健康への投資を惜しまず、身体に良いことは何でもやるタイプの方です。
しかし、10時間座り続けるという強烈な負荷が、ご本人の努力を上回ろうとしていました。
【私の考察 】
座り仕事が身体に悪いのは百も承知。 でも、それが仕事です。
大切なのは、マイナスをゼロに戻す「相殺」のメソッドを持っているかどうかです。
腸腰筋がロックされる 座っている間、お腹の奥にある腸腰筋はずーっと縮こまっています。
この筋肉が固まると、立った時に腰がスッと伸びません。
魔の動き出し 一番危ないのが、デスクから立ち上がってすぐの移動です。
お腹が縮んだまま(腰が伸び切らないまま)歩き出すので、腰の骨にものすごい負担がかかります。
これが、ぎっくり腰や慢性痛の火種になります。
【当院での提案(相殺メソッド) ✅】 彼に必要なのは、普通の筋トレではなく、縮んだ場所を狙い撃ちで解除する動きです。
立ち上がりの作法 「立ったら、まず3秒止まってください」 立ち上がった瞬間は、まだ筋肉が縮んでいます。 すぐに歩き出さず、背筋を伸ばして一呼吸置く。
これだけで、腰へのダメージは激減します。
デスクでの「膝突き出し」運動 ただ足をブラブラさせるのではありません。 椅子に座ったまま、上半身を動かさずに、左右交互に膝を突き出す(伸ばす)動作を行います。
<ここがポイント>
上半身を固定して足を動かすと、腰椎の5番目が支点となり、骨盤と股関節が連動して動きます。
すると、座り姿勢で固まっていた腸腰筋に刺激が入り、動きの中で筋肉をほぐす「ダイナミックストレッチ」になるんです。
自宅での「お尻突き出し」スクワット 普通のスクワットとは違います。 目線は高く保ち、お尻を後ろに突き出すように動く。
太ももの裏とお尻に、ピンとした張りを感じるフォームで行います。 これで身体の後ろ側を活性化させ、前後のバランスを整えます。
【まとめ 】
運動不足というと、多くの人は「動く量が足りない」と思います。
でも、私はこう考えています。
「運動不足とは、運動の偏り(アンバランス)である」
毎日ジムに通っていても、座り姿勢で固まった腸腰筋をほぐす動きがなければ、その人にとっては運動不足(偏り解消不足)なんです。
仕事も全力で、健康管理も全力で。
その人に合った相殺メソッドがあれば、激務の中でも身体は守れます。
次回も、万全の状態にチューニングしましょう!
