こんにちは
浜町リッツ整骨院の堀です!
高校時代からみているハンドボール選手(大学2年生)。
「MRIでヘルニアと診断」「薬が全く効かない激痛」という状態で来院しました。
きっかけは、大学の合宿中に行ったデッドリフト100kg。
しかし、私は彼にこう伝えました。 「100kgが重すぎたわけじゃない。
君の身体が、その負荷を逃がせる『骨格』になっていなかっただけだ」
【リッツの臨床ノート Vol.62】
カテゴリー:アスリート整体
テーマ:椎間板ヘルニア。100kgを逃がせない骨格。
【患者さんのお悩み ♂️】
大学2年生・男子(ハンドボール部)
「合宿でデッドリフト100kgを引いた瞬間、腰に激痛が走って…」
「それ以来、右のお尻から足にかけて痛みが引かず、薬も全く効きません」 「みんなが練習しているのに、自分だけ何もできないのが一番つらいです…」
病院ではヘルニアと診断され、練習に参加できない日々に深く落ち込んでいました。
【私の考察 】
確かに100kgを持ち上げた瞬間にヘルニアは発症しました。
しかし、それは結果であり原因ではありません。
彼には100kgを挙げるだけの十分な筋力がありました。
最大の問題は、筋肉の硬さが、骨格の動きをロックしていたことです。
本来、デッドリフトやハンドボールの接触プレーは、股関節や背骨全体がサスペンションのように連動し、衝撃を全身に分散させます。
しかし、彼の筋肉はケア不足で硬化し、股関節の動きを完全に制限していました。
逃げ場を失った100kg分の負荷は、分散されることなく、動くしかない腰(椎間板)の一点に集中しました。
これが、強靭な肉体を持つ彼が壊れたメカニズムです。
【当院でのアプローチ ✅】
痛みを取るだけでなく、高負荷を分散できる「本来の骨格機能」を取り戻し、再発させない環境を作ります。
ロックの解除(ラジオ波): SLR(坐骨神経)・FNS(大腿神経)ともに陽性。
まずはラジオ波で深部を温め、神経を締め付けているお尻や太ももの深層筋をリリース。
ガチガチに固まった股関節に遊びを作り、骨格が動く準備を整えました。
骨格バランスの適正化: 「股関節で受けて、全身で逃がす」
腰一点に負荷が集中しないよう、関節の連動性を調整しました。
施術後、あれほど辛かったSLRテストを行っても、痛みは消失しました。
生活環境の指導(重要): 自宅でのストレッチも大切ですが、それ以上に「悪くさせない環境」が必須です。
・身体が沈み込む柔らかいベッド
・膝よりお尻が下がる低い椅子 これらは骨盤を不安定にさせ、患部に常にストレスを与え続けます。
最短で復帰するために、自宅ではこれらを徹底して避けるよう指導しました。
【まとめ 】
「あ… 痛くない。全く痛くないです」 ベッドから降りた彼が、信じられないという表情で自分の足を触っていました。
筋肉によるロックが外れ、骨格が正しく機能すれば、痛みは消えます。
そして、環境を整えれば再発は防げます。
4月の大会。
怪我をする前より、理にかなった身体でコートに戻ろう。
ここからの巻き返し、全力でサポートします!
