こんばんは
浜町リッツ整骨院の堀です!
今回は、次戦を控えた20歳のプロキックボクサーのお話。
「怪我の功名」とはまさにこのこと。
打撲の治療が、彼のポテンシャルを覚醒させるきっかけになりました。
【リッツの臨床ノート Vol.58】
カテゴリー:アスリート整体
テーマ:蹴りの軸とキネティックチェーン。
【患者さんのお悩み 】
20代・プロキックボクサー(戦績約14戦)
「ジムでのスパーリング中、相手の肘ブロックで足の甲を痛めた」
足の甲(第3・4列)の打撲で来院されましたが、彼の身体を診ていくうちに、ある「弱点」が見えてきました。
【私の考察 】
技術も体力も充実している時期。しかし、彼は「狙った所に蹴りが当たらない(テンプルを外す)」という悩みを抱えていました。
原因は、足首の奥にある「距骨(きょこつ)」の前方へのズレ。
しかし、それだけではありません。 アスリートにとって不可欠な、力の伝達回路が途切れていたのです。
【当院でのアプローチ ✅】
単に患部を治すのではなく、「仙腸関節」から「股関節」、そして「距骨」へとつながるキネティックチェーン(運動連鎖)を繋ぎ直す矯正を行いました。
連鎖の再構築: 身体の土台である「仙腸関節(骨盤)」を整え、そこからパワーを伝える「股関節」の位置を修正。 最後に末端の「距骨」を奥へ滑り込ませることで、体幹の力が足先までロスなく伝わる「一本の軸」を通しました。
距骨の調整: 距骨が正しい位置にハマると、踵(かかと)がグッと出て、ふくらはぎの筋肉が正しい長さに伸びます。 これで、母指球で地面を捉える準備が整いました。
【その後の変化 ✨】
最後に鏡の前でシャドーをしてもらいました。
「…全然違います。目線がブレないし、勝手に足が出ます」
キネティックチェーンが繋がったことで、力まずに「鞭のように」足が振れる感覚。
本人もその劇的な変化に驚いていました。
【まとめ 】
技術や体力が高まっている今だからこそ、「自分の身体の特徴」を知ることが最強の武器になります。
次戦は2月15日、新宿。
試合ではテーピングの規定が厳しいため、練習でこの「新しい軸」を身体に染み込ませていきましょう。
ストロングポイントを伸ばし、ウィークポイントを消す。
最高の状態でリングに送り出します!
