こんにちは
浜町リッツ整骨院の堀です!
今回は、長年通ってくださっている患者さんとの、世間話から始まった「本音の相談」です。
大人バレエダンサーなら、誰もが一度は悩む壁かもしれません。
【リッツの臨床ノート Vol.52】
カテゴリー:バレエ整体
テーマ:1日2万回の「呼吸」というレッスン。
【患者さんのお悩み 】
40代・女性(バレエ歴15年)
「技術的な理解は深まっているのに、身体がついてきません」
「最近、下腹部やお尻周りの肉付きが気になって…」
「先生にも『手足だけで踊っている』とよく注意されます」
【私の考察 】
知識豊富な彼女が、なぜ「手足だけ」になってしまうのか?
原因は、筋肉ではなく「呼吸」にありました。
彼女は、胸だけで浅く吸う「胸式呼吸」が癖になっており、お腹の圧力(腹圧)が抜けていました。
腹圧が低いと、身体の中心(体幹)が安定しないため、末端の手足でバランスを取ろうとしてしまいます。
また、インナーマッスルがサボるため、下腹部やお尻が緩んでしまうのです。
呼吸は、1日に約2万回も行われる運動です。
この「2万回の質」を変えることは、体質そのものを変えると言っても過言ではありません。
【当院でのアプローチ ✅】
目指すは武道でいう「丹田呼吸(腹式呼吸)」ができる身体です。
骨格の準備: 呼吸筋である「横隔膜」を緩め、息が深く入るように「胸鎖関節(鎖骨)」の柔軟性を高めました。 さらに、骨盤底筋が働きやすいよう、「仙骨」の傾きを調整しました。
意識の書き換え: 難しく考える必要はありません。
「吸う」ことより、「吐く」ことに集中するだけ。 息を吐き切る時、お腹の奥(インナーユニット)がキュッと締まる感覚。
これが「丹田」が入った状態です。
【その後の変化 ✨】
「吐くことを意識するだけで、お腹に芯ができるのが分かります!」
立ち姿がスッと安定し、悩んでいた下腹部の緩みも引き締まった印象になりました。
【まとめ 】
「技術」を頭で追う前に、「呼吸」という土台を見直してみませんか?
1日2万回、呼吸をするたびに体幹トレーニングができれば、身体は勝手に変わっていきます。
「手足で踊る」からの卒業。
その鍵は、あなたが今している「呼吸」にありますよ。 .
