こんにちは
浜町リッツ整骨院の堀です!
寒い朝、布団から出ようとしたら身体が動かない…。
冬場はそんなトラブルが増える季節です。
今回は、まさに昨日の朝、突然の不調に見舞われた患者さんのお話です。
【リッツの臨床ノート Vol.47】
カテゴリー:リッツ整体
テーマ:骨は無事。でも肩は上がらない。
【患者さんのお悩み 】
60代・女性(以前から来院歴あり)
「昨日、朝起きたら突然、右肩が上がらなくなっていた」
「驚いて整形外科に行ったが、レントゲンで『骨に異常はない』と言われ、痛み止めだけ出された」
「薬を飲んでも腕は上がらないし、生活に困って…」
【私の考察 】
久しぶりにお会いして気になったのは、以前より背中が丸まっていることでした。
伺うと、少し前に「腰椎の圧迫骨折」をされていたとのこと。
土台の崩れ: 圧迫骨折の影響で背骨の動きが硬くなり、連動して肩甲骨が肋骨に張り付くようにロックされていました。
隠れた断裂の可能性: MRIを撮っていないので断定はできませんが、年齢や症状から「棘上筋(肩のインナーマッスル)の断裂」も疑われます。
しかし、たとえ断裂していても、周りの筋肉が働けば腕は上がるようになります。
逆に言えば、手術をしても肩甲骨が動かなければ腕は上がりません。
【当院でのアプローチ ✅】
まずは「切れているかもしれない」という不安よりも、「動かない肩甲骨」を動かして機能を回復させることを優先しました。
深部温熱とリリース: 寒さと緊張でガチガチに張り付いた肩甲骨周辺に、ラジオ波を照射。
深部から緩めて剥がしていきました。
対角線の調整: 右肩を動かすため、あえて反対側(左)の股関節からバランスを整え、鎖骨周りの筋膜をリリースして、肩が動くスペースを作りました。
【その後の変化 ✨】
施術後、あんなに固まっていた腕が、日常生活に支障がないレベルまで上がるようになりました。
ご本人の表情も、驚きから安堵へと変わりました。
【まとめ 】
ご本人には念のためMRI検査もお勧めしましたが、今のところ機能は回復しています。
「圧迫骨折」や「腱板断裂」は、痛みがなくても「いつの間にか」起きていることがあります。
「骨に異常なし」と言われても、動かないのには必ず理由があります。
違和感を感じたら、放置せずに早めにご相談くださいね。
