こんにちは
浜町リッツ整骨院の堀です!
お正月、お家でゆっくり過ごしたはずが、思わぬ怪我をしてしまった…。
今回は、そんな患者さんのお話です。
【リッツの臨床ノート Vol.46】
カテゴリー:介護予防整体
テーマ:恐怖回避の恐怖?!
【患者さんのお悩み 】
70代・女性(週1回の定期メンテナンス中)
「年末に毛布に足を取られ、右足の親指を強くぶつけてしまいました」
「整形外科で『骨に異常はない』と言われたけど、痛くて足がつけません」
「変な歩き方になって、また昔の膝痛がぶり返さないか不安で…」
【私の考察 】
元々メンテナンスに通われている方なので、「足のつき方が悪いと、膝や骨盤が壊れる」ということをよく理解されています。
だからこそ、「今日が予約日だから」と我慢せず、すぐに連絡してほしかった…!
なぜなら、今回の激痛の正体は「恐怖回避思考(きょうふかいひしこう)」だからです。
受傷時の恐怖から、脳が「地面に着いたらヤバい!」と過剰なブレーキをかけている状態です。
怖いのはここからです。
この「ビクビクして足をつけない状態」を放置すると、脳がその痛みを記憶・学習してしまい、傷が治っても痛みが消えない「中枢性感作(ちゅうすうせいかんさ)」という、非常に厄介な状態へ移行してしまうリスクがあるのです。
【当院でのアプローチ ✅】
脳が誤った記憶を作る前に、「着いても大丈夫だ」という物理的な証拠を突きつける必要があります。
足元の再構築: 衝撃でズレていた「リスフラン関節」と「足首(距腿関節)」を矯正。
さらにテーピングで横アーチを作り、足が地面を捉えられる形に整えました。
体幹バランス調整: 足先だけでなく、股関節と肩甲骨を調整し、全身でバランスを取れるようにしました。
【その後の変化 ✨】
処置をして、恐る恐る立ってもらうと…
「あれ? 着ける! 痛くない!」
骨格が整い、安定したことで、脳の「恐怖スイッチ」が解除され、中枢性感作への移行を食い止めることができました。
【まとめ 】
痛みは、我慢すればするほど、脳が学習して膨らんでしまいます。
「骨に異常なし」でも「痛くて動けない」なら、それは脳からのSOSです。
脳が痛みを記憶してしまう前に。
「予約日じゃないから」なんて遠慮せず、すぐに連絡してくださいね。
今年も健康第一で、元気に歩きましょう!
