こんにちは!
浜町リッツ整骨院の堀です
『リッツの臨床ノート』、第42回をお届けします。
今回は、年末の試着室でご自身の姿にショックを受けたという、40代女性のエピソードです。
【リッツの臨床ノート Vol.42】
カテゴリー:リッツ整体
テーマ:ストレートネックと、顎(あご)の意外な関係。
【お悩み:鏡に映った「横顔」への違和感 】
年末にお洋服を買いに行かれた際、試着室の鏡を見て驚かれたそうです。
「背中が丸く、顔が前に突き出ている。何を着ても似合わない……」 肩こりなどの自覚症状はなかったものの、ご自身の横顔の変化に慌ててご来院されました。
【臨床的な観察:口の開きに現れるサイン 】
問診時、特に印象的だったのがお顔の動きです。
お話を伺う中で、母音の「ア」を発音する際、口がスムーズに縦に開いていないことに気づきました。
「最近、食事中に口の中を噛んでしまうことはありませんか?」
そう尋ねると、「実はよくあるんです。
歯のせいかと思っていました」との答え。
原因は、顎の開口運動の支点となる「第三頚椎(首の骨の3番目)」にありました。顔が前に出るストレートネックの状態では、この3番目の骨がロックされ、顎が正しく開くための「スペース」を奪ってしまうのです。
【リッツの処置:下から整え、支点を動かす 】
首だけを調整しても、土台が崩れていてはすぐに戻ってしまいます。
土台の再建:まずは足首、股関節、骨盤から。身体が本来の垂直なラインを取り戻す土台を作ります。
筋膜のリリース:ラジオ波(高周波)を首から肩へ。
深部の強張りを解き、動きの土壌を整えます。
第三頚椎の調整:ロックされていた3番目の骨を精密に整えました。
この瞬間、それまで止まっていた支点が動き出し、頭がスッと骨盤の真上に乗りました。
【結果:一本の筋が通った立ち姿 ✅】
施術直後、ご自身でも驚かれるほど「ア」の発声が滑らかになりました。
顎がストレスなく開くようになり、言葉が喉に引っかからずに出てくる感覚です。
鏡を見ていただくと、背中のラインに一本スッと筋が通ったような、美しいシルエットへ。
「痛みがないから大丈夫」ではなく、外見の変化や口の開けにくさは、身体が発している大切なメッセージでした。
【まとめ 】
ストレートネックは見た目だけの問題ではなく、咀嚼や発声といった「生きるための機能」にも深く関わっています。
新しい年を、より健やかで美しい姿で迎えたい。
その笑顔を支えるために、リッツは来年も一人ひとりの身体の声に耳を傾け続けていきます。
