おはようございます!
浜町リッツ整骨院の堀です
『リッツの臨床ノート』、第30回をお届けします。
今回は、施術効果は出るものの、環境要因で戻ってしまう「冷え性腰痛」へのアプローチ。
東洋医学の知恵を借りて、身体の内側から熱を作る方法をお伝えします。
【リッツの臨床ノート Vol.30】
カテゴリー:リッツ整体(東洋医学)
テーマ:整えても、冷える。その腰痛に必要な「骨への刺激」。
【患者さんのお悩み 】
* 30代・女性(デスクワーク)
* 「毎年冬になると、冷えからくる腰痛に悩みます」
* 「施術を受けると楽になりますが、翌日仕事をしていると足元から冷えて、痛みが戻ってしまいます」
【私の考察(臨床所見) ️】
施術による反応は良好です。
仙腸関節を整えることで、歩幅が広がり、その場での動作痛は大幅に減少していました。
しかし、効果が翌日までしか持続しない。
原因は、「デスクワークによる足元の冷え」という環境に、身体の自家発電力が追いついていないことでした。
そこで、東洋医学の視点を取り入れ、「熱を作る力」を強化しました。
【当院でのアプローチ ✅】
1. 施術:動ける身体を作る(西洋医学) まず、冷えて固まった腰背部にラジオ波を照射し、仙腸関節の矯正を行いました。
これにより歩行時のストライド(歩幅)を広げ、動くことで熱を生み出せる骨格条件を整えます。
2. 運動:骨で熱を作る(東洋医学) ここが今回の重要ポイントです。
東洋医学では、冬は「腎(生命力)」が弱り、冷えやすくなる季節。
そして「腎」は「骨」と深く繋がっています。
* 「かかと落とし(30回)」の実践: 朝、つま先立ちからかかとを「トン」と床に落とします。
この骨への縦方向の振動がスイッチとなり、弱った「腎」を活性化させます。
すると、身体の芯から「陽気(温めるエネルギー)」が湧き出し、自家発電できる身体に変わるのです。
3. 保温:熱を逃がさない(養生) 作った熱を守るため、カイロの効果的な貼り方と、温かい食事(温飲食)も指導しました。
* 貼る場所: 風門(背中上部)、丹田(へそ下)、仙骨(お尻の上)。
* ⚠️ご注意: カイロは必ず衣類の上から貼ってください。
特にデスクワークで背もたれに寄りかかる際や、就寝時は圧迫されて低温火傷のリスクが高まるので注意が必要です。
【その後の変化 ✨】
骨格矯正で動きを出し、骨刺激で熱を作った結果。
「仕事中も以前ほど冷えを感じなくなり、良い状態が続くようになりました」
【まとめ 】
施術で骨格を整えれば、痛みは減ります。
しかし、環境による強力な「冷え」に勝つには、ご自身のケアによる援護射撃が必要です。
「整える(施術)」×「骨への刺激(東洋医学)」×「守る(保温)」
この3つのサイクルで、冬のデスクワークを乗り切りましょう。
