おはようございます!
浜町リッツ整骨院の堀です
『リッツの臨床ノート』、第29回をお届けします。
今回は、1年以上も左肩が上がらず、夜も眠れないほどの激痛に悩んでいた患者さんのお話です。
長引く痛みの正体、それは関節だけでなく「脳」にもありました。
【リッツの臨床ノート Vol.29】
カテゴリー:リッツ整体
テーマ:1年続いた五十肩。「脳の過保護」を解除せよ。
【患者さんのお悩み 】
40代後半・女性
「1年以上前から左肩が上がらず、最近は夜中にズキズキ疼いて眠れません(夜間痛)」
「服を着るのも一苦労。もう固まって動かなくなる寸前(拘縮)です…」
【私の決断(愛ある荒療治) 】
昔から通ってくださっている気心の知れた患者さんです。
だからこそ、私は正直に伝えました。 「ズバリ、痛い治療をするよ。
でも必ず動くようになる。頑張れる?」 彼女は「やります!」と覚悟を決めてくれました。
【当院でのアプローチ(ハード×ソフト) ✅】
Step 1:物理的なロック解除(ハード) 固まった関節を剥がすため、容赦はしません。
ショックマスター(圧力波): 痛みの芯に、あえて衝撃を与えて組織を再生させます。
深層筋膜リリース: 肩甲骨周りにへばりついた「甲羅」のような筋膜を、ビシビシと剥がしていきました。
Step 2:脳のロック解除(ソフト) 施術後、可動域は広がっているはずなのに、彼女はまだ恐る恐る動かしていました。 ここで「脳のトリック」を使います。
全身鏡の前に立ってもらい、こう指示しました。
❶「左手は挙がる!」と声に出してもらう(聴覚入力)。
❷まず、元気な「右手」を高く挙げてもらう(視覚的なお手本)。
❸そのイメージのまま、左手を挙げてもらう。
【その後の変化 ✨】
すると…スッと左手が耳につくまで挙がったのです! 「えっ!? 挙がってる!」 ご本人が一番驚いていました。
【解説:脳は「過保護」な親玉 】 長く痛みが続くと、脳は「動かすと痛いから、動かすな!」と過保護になり、関節にロックをかけてしまいます。
鏡で「動く右手(お手本)」を見せ、声に出して脳を騙すことで、この「過保護ロック」が外れ、本来の可動域が瞬時に戻ったのです。
【まとめ 】
五十肩は、「様子を見ていれば治る」ものではありません。
放置すればするほど関節は固まり、今回のような「痛い治療」が必要になってしまいます。
これからは「3歩進んで2歩下がる」リハビリ期間。
CBDオイルでのホームケアも併用しながら、焦らず治していきましょう。
違和感を感じたら、我慢せずに医療機関への受診をお勧めします!
早ければ早いほど、痛い思いをせずに済みますから。
