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おはようございます!

おはようございます!
浜町リッツ整骨院の堀です

『リッツの臨床ノート』、第28回をお届けします。

今回は、75歳以上の方を対象とした【介護予防整体】から。
当院には、アスリートに負けないくらい健康意識の高い「人生の先輩方」が多く通われています。

【リッツの臨床ノート Vol.28】
カテゴリー:介護予防整体(75歳以上)
テーマ:繰り返す「膝の水」。あえて膝に触れずに施術した理由。

【患者さんのお悩み 】

70代後半・女性

「膝に水が溜まって痛い。整形外科で水を抜いて注射をするけど、すぐにまた溜まる」

「この繰り返しで、私の足はどうなってしまうのか…と不安で来院されました」

【私の考察(臨床所見) 】
膝の水は、炎症を冷やそうとする身体の防御反応(消火活動)です。
つまり、膝に負担をかけている「火種(原因)」を消さない限り、何度水を抜いてもイタチごっこです。

彼女の足元を見て、その火種が見つかりました
冷え性を気にして、「厚手の靴下を2枚重ね履き」していたのです。

【解説:なぜ靴下が膝に悪いのか?(運動連鎖) ✍️】
1️⃣ サスペンションの停止: 本来、足の指は地面を捉えて広がり、歩く衝撃を吸収する「バネ」の役割をしています。しかし、重ね履きで指が圧迫され、その機能が完全に停止していました。
2️⃣ 膝への直撃: 足元で吸収されなかった衝撃は、そのまま上に伝わり、全て「膝関節」に直撃します。
3️⃣ 炎症の発生: その衝撃で膝の組織が炎症を起こし、結果として「水」が溜まっていたのです。

【当院でのアプローチ ✅】
私はご本人にこの仕組みを理解してもらうため、最初の2週間はあえて膝を触らずに施術しました。

足指の解放(セルフケア): 靴下を「5本指ソックス1枚」に変えてもらい、代わりに発熱ウォーマーで足首を保温するよう指導。
足指というサスペンションを使えるよう促進しました。

循環改善(ラジオ波): 膝ではなく、ポンプ作用のある「両ふくらはぎ」にラジオ波を当て、滞った水分の循環を促しました。

股関節の整復: 膝の負担を減らすため、股関節の動き(外旋)を滑らかに整えました️

【その後の変化 ✨】
1日おきに通っていただき、3週間後。 「先生、膝に触ってないのに、痛くないし水も溜まりません!」 と、驚きと喜びの声をいただきました。

現在は、膝そのものに対してもCBDオイルを用いた筋膜リリースを行い、週に1回のメンテナンスで経過良好です。

【まとめ 】
介護予防とは、ただ身体をケアするだけではありません。
不調の原因を理解し、「自分で管理する力(自立)」を養っていただくことが最も重要です。

当院の介護予防整体には、自立志向の高い先輩方が訪れます。
私も彼らのように、幾つになっても元気でいられるよう、臨床の現場で学び続けたいと思います。