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おはようございます!

おはようございます!
浜町リッツ整骨院の堀です

『リッツの臨床ノート』、第27回をお届けします。

今回は、当院の専門コース【バレエ整体】から。
もう10年以上診させていただいている、あるダンサーさんとのお話です。

【リッツの臨床ノート Vol.27】
カテゴリー:バレエ整体
テーマ:パッセで「腰の上」が痛む理由。

【患者さんのお悩み 】

女性バレエダンサー(通院歴10年以上)

「土曜日に、ポワントでパッセの質を高めるレッスンを頑張りすぎました」

「その後から、いつもの腰痛とは違う、腰の少し上あたりが痛くて…様子を見ても治りません」

【私の考察(即断即決) 】
彼女の身体の癖は、カルテを見なくても全て頭に入っています。
「パッセ」「ポワント」「腰の上」と聞いた瞬間に、ピンときました。

犯人は、「胸腰椎移行部(きょうようついいこうぶ)」です。
(※背骨の胸椎12番と腰椎1番の境目。身体をひねる時の重要な支点です)

【解説:パッセに潜む「ねじれ応力」 ✍️】
パッセという動作は、身体の中で複雑な力が働いています。

上下の引力: 軸足で床を「踏む力」と、頭を上に「引き上げる力」。

回旋のねじれ: 骨盤を開き(ターンアウト)ますが、顔は正面をキープします。

この時、股関節が硬くて回旋を吸収しきれないと、その「ねじれのストレス(応力)」は逃げ場を失い、上半身と下半身のつなぎ目である「胸腰椎移行部」に全て集中してしまいます。
今回は、クオリティを追求するあまり、この一点に過剰な負担がかかり、損傷を起こしていました。

【当院でのアプローチ ✅】
原因が分かれば、あとは迷いなく整えるだけです。

ラジオ波温熱療法: まず、炎症を起こして固まった患部(胸腰椎移行部)をラジオ波で深部から緩めます。

下からの積み上げ矯正: 痛い場所だけでなく、足関節 ➡︎ 股関節 ➡︎ 仙腸関節 ➡︎ 腰椎5番…と下から順に整え、最後に胸腰椎移行部をアジャストしました️

【その後の変化 ✨】
施術後、身体を動かしていただくと… 「あ、全く痛くないです!」 ご本人も私の理論を深く理解してくれているため、驚くというよりは「やっぱりそこでしたか」と納得の笑顔。

遠方からのご来院なので、この状態を保つための運動療法(宿題)をお伝えして終了しました。

【まとめ 】
長く通っていただいている患者さんは、身体の「取説(トリセツ)」が私の頭に入っているようなものです。
だからこそ、微細な変化にも即座に気づき、最短ルートで解決に導くことができます。

「先生、いつものあれが…」で通じる関係。
そんな安心感を、これからも全ての患者さんに提供できるよう精進します