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こんにちは!

こんにちは!
浜町リッツ整骨院の堀です

『リッツの臨床ノート』、第26回をお届けします。

今回は、当院の専門コース【バレエ整体】から。
プロの男性ダンサーの症例です。

【リッツの臨床ノート Vol.26】
カテゴリー:バレエ整体
テーマ:「左の痛風」が招いた「右股関節の悲鳴」。

【患者さんのお悩み 】

プロバレエダンサー・男性

「1ヶ月前から、右股関節、腰、右内ももにかけて痛みがあり、アラセゴン(足を横に上げる動作)ができません」

「きっかけは1ヶ月前、左足の親指に痛風の発作が出てからです」

【私の考察(臨床所見) 】
痛みは「右側」ですが、原因は左足をかばったことによる「ねじれ」による代償の発生でした。

1. 負の連鎖 左足の痛風をかばって右荷重が続いた結果、元々あった「右股関節が内に入りやすい癖」が制御不能になりました。

2. ニーイン・トゥーアウトの発生 その状態で無理やりターンアウトを保とうとしたため、膝が内に入り、つま先だけ外を向く「ニーイン・トゥーアウト」という危険なアライメントが発生。 これにより、右股関節、腰、内転筋(内もも)がねじ切られるようなストレスを受け続けていたのです。

【当院でのアプローチ ✅】
この強固なねじれを解くために、以下の手順で施術を行いました。

1. 運動支点のリリース(ラジオ波) まず、運動の要である「腰椎」と「仙腸関節(骨盤)」にのみ、ラジオ波を使用。 深部の緊張を取り除き、骨格が動く状態を作ります。

2. アライメント矯正と筋膜リリース 深部が緩んだ状態で、徒手による調整を行います。

アライメント矯正: ニーイン・トゥーアウトになっていた右股関節と膝の軌道を、正しい位置へ精密に整復。

筋膜リリース: 引っ張られて癒着していた内もも(内転筋群)や腰の筋膜を、丁寧に剥がして伸縮性を取り戻しました。

【維持するための「宿題」(運動神経再教育) 】
この方は遠方からお越しいただいているため、頻繁な通院は困難です。
そこで、施術で整えた状態をご自身でキープできるよう、「パーソナルトレーニング」を指導させていただきました。

これは、重りを持つような表面的な筋トレではありません。
本来使うべきインナーマッスルに刺激を入れ、正しい身体の使い方を脳に上書きする「運動神経の再教育プログラム」です。
ご自宅でこれを実践していただくことで、次回の来院まで「良い状態」を繋いでいただきます。

【まとめ 】
怪我や病気(痛風など)が治った後も、身体は無意識に「かばう動き」を記憶してしまいます。

「痛みは消えたのに、なんか踊りにくい」 それは、脳に残った「かばい癖」が、別の場所を壊し始めているサインかもしれません。

遠方の方でも、施術とセルフケアの両輪でサポートします。
その繊細なズレ、私たちに修正させてください。