おはようございます!
浜町リッツ整骨院の堀です
『リッツの臨床ノート』、第23回をお届けします。
今回は、出産という大仕事を終えたママさんから必ずと言っていいほど相談される、あのお悩みです。
【リッツの臨床ノート Vol.23】
カテゴリー:産後骨盤整体
テーマ:体重は戻ったのに、妊娠前のズボンが入らない理由
【患者さんのお悩み 】
30代・女性(産後3ヶ月)
「妊娠前の体重にはほぼ戻ったのに、昔履いていたデニムが骨盤で引っかかって入りません」
「抱っこ紐をしていると腰が砕けそうで、立っているのが辛いです」
【私の考察 】 「太ったから入らないんだ」とご自身を責めていましたが、決してそうではありません。
お身体を拝見すると、脂肪がついているからではなく、「骨盤の物理的な幅」が広がったままであることが原因でした。
【解説:なぜ骨盤は広がるのか?(生理学的メカニズム) ✍️】
これには、明確な理由があります。
1️⃣ ホルモンの影響: 妊娠中から産後にかけて「リラキシン」というホルモンが分泌され、骨盤周りの靭帯(じんたい)を緩めます。
これは赤ちゃんが産道を通り抜けるために必要な反応です。
2️⃣ 構造の変化: 靭帯が緩むことで、骨盤は左右に開き、物理的に「横幅」が広くなります。
3️⃣ ズボンが入らない理由: 体重(脂肪や筋肉の量)が戻っても、身体の「フレーム(骨格)」自体が広がったままであれば、当然、以前のサイズの服は通りません。
さらに、このグラグラと不安定な骨盤を支えるために周りの筋肉が過剰に緊張し、頑固な腰痛を引き起こしていたのです。
【当院でのアプローチ(産後骨盤整体) ✅】
ダイエット(脂肪燃焼)の前に、まずは「フレームの修復」を行いました。
骨盤の引き締め: 開いてしまった「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」や「恥骨結合(ちこつけつごう)」を正しい位置に調整し、物理的な横幅を締めていきます。
筋バランスの調整: 妊娠中に弱ってしまったインナーマッスルを使える状態にし、骨盤を内側から支えられるようにしました。
【その後の変化 ✨】
5回目の施術後、「先生、例のデニム、ボタンが閉まりました!」と嬉しいご報告をいただきました。
骨盤が安定したことで、抱っこ時の腰痛も劇的に軽減されています。
【まとめ 】
産後の体型変化は、努力不足ではありません。
ホルモンと出産による「骨格の変化」です。
この靭帯が柔らかい産後の時期(特に産後2ヶ月〜1年以内)は、骨盤を整える「ゴールデンタイム」でもあります。
無理なダイエットをする前に、まずは広がったフレームを元に戻してあげましょう。
ママの笑顔と健康を守るために、私たちが全力でサポートします。
ちなみに私は肥満体質で最高86kg
プロフェッショナルダイエットアドバイザーのライセンスも持っていますので、自分の経験も踏まえてダイエットのご指導もさせていただきます
