おはようございます!
浜町リッツ整骨院の堀です
『リッツの臨床ノート』、第22回をお届けします。
今回は、当院の専門コース【バレエ整体】から。
力任せに踊ってしまいがちな、男子学生さんへの重要なアドバイスです。
【リッツの臨床ノート Vol.22】
カテゴリー:バレエ整体
テーマ:「体幹を使え!」は、「腹筋を固めろ」という意味ではありません。
【患者さんのお悩み 】
中学生・男子・バレエ歴5年
「先生から『もっと体幹を使って!』と注意されます」
「言われた通り、お腹にグッと力を入れて踏ん張っているんですが、逆に動きが硬いと言われてしまって…」
【私の考察 】
彼は真面目であるがゆえに、「体幹を使う=お腹の筋肉を固めること」だと誤解し、身体をロックさせていました。
筋肉を固めると関節の自由度が奪われ、バレエに必要な「しなやかさ」や「軸の修正能力」が失われます。
本来の体幹(コア)とは、意識的に固めるものではなく、「骨格が正しい位置にあれば、自然と機能するもの」なのです。
【解説:体幹が機能する「骨格の条件」 ✍️】
その重要な鍵となるのが、「頭の位置」です。
「耳の穴と鼻の先を結んだライン」を、地面と水平にする。 この頭位が保たれると、生理的な反応として骨盤が自然と立ち上がり、背骨の配列が整います。
この状態こそが、深層筋(体幹)が最も効率よく身体を支えている状態です。
【⚠️ しかし、ここで重要な「条件」があります】
この身体の反応を利用するには、「骨格そのものが正常に動くこと」が大前提です。
もし、
❌ 首(頸椎)や背骨の可動域が狭い
❌ 骨盤の関節(仙腸関節)の動きが悪い
❌ 股関節が正しい位置に収まっていない
このような機能不全がある状態で、いくら頭の位置を意識しても、連動性は生まれません。
身体の構造が整っていない状態で、正しい使い方はできないのです。
【当院でのアプローチ(バレエ整体) ✅】
彼の場合も、テクニックの指導以前に、まずは「身体の機能改善」から始めました。
骨格調整: バレエ特有の動き(アン・ドゥオールなど)に耐えうる、生理的な骨格の可動域を確保します。
首、背骨、骨盤の制限を取り除き、連動が起こる状態を作ります。
動作指導: 身体の機能が整った状態で初めて、先ほどの「頭の位置」を意識してもらいました。
【その後の変化 ✨】
「あ、お腹に力を入れてないのに、軸がブレない!」 骨格が整った状態で正しい意識を持つことで、初めて身体はその機能を発揮します。
【まとめ 】
知識として「身体の使い方」を知っていても、それを実行できる「身体の状態」になければ、パフォーマンスは上がりません。
「やり方は合っているはずなのに、うまくいかない」 そんな時は、努力不足ではなく、骨格のコンディション(可動域やアライメント)に問題があるケースがほとんどです。
当院のバレエ整体で、まずはあなたの身体を「正しく動ける状態」にリセットしませんか?
