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おはようございます!

おはようございます!
浜町リッツ整骨院の堀です

『リッツの臨床ノート』、第16回をお届けします。

このノートは、私の臨床現場でのリアルな「気づき」を、皆さんの日常のヒントとして共有するものです。

【リッツの臨床ノート Vol.16】
テーマ:「毎日歩いているのに、歩幅が狭くなる?」身体の”ギアチェンジ”の話

【患者さんのお悩み ‍】

60代・男性

「健康のために毎日ウォーキングをしているが、最近、歩幅が狭くなってきた気がする」

「腰に常に鈍痛があり、動き出しの瞬間に『ピキッ』と鋭い痛みが走る」

「歩くのは良いことだと思っているが、自分の歩き方が正しいのか不安」

【私の考察 】
この患者さんはスポーツ経験こそありませんが、ご自身の身体の変化を敏感に感じ取る、素晴らしい「アスリート的な感性」をお持ちでした。

歩き方を拝見すると、原因はすぐに分かりました。
「ローギア(1速)」を使わずに、無理やり「セカンドギア(2速)」発進をしている状態だったのです。

【解説:身体はマニュアル車と同じ? ✍️】
1️⃣ ローギア(1速)=「骨盤(仙腸関節)」 歩き出しや加速の時、最初に動くべきなのは、身体の中心である「骨盤」です。ここが動くことで、強力な推進力が生まれます。
2️⃣ セカンドギア(2速)=「股関節・膝」 骨盤の動きを受けて、脚が動きます。

しかし、彼の骨盤はガチガチに固まっていました(ローギア故障)。
そのため、最初から股関節や膝(2速)だけで無理やり進もうとし、推進力が出ないばかりか、前ももの筋肉(ブレーキ筋)に過剰な負担をかけ、腰痛を引き起こしていたのです。いわゆる「膝歩き」の状態です。

【当院でのアプローチ(リッツ整体) ✅】 痛み止めで散らすのではなく、「ギアを修理」しました。

骨格調整: 固まっていた仙腸関節(ローギア)を調整し、骨盤が振り子のように動く状態を作りました。

動作指導: 「足を前に出す」のではなく、「お尻や裏もも(アクセル筋)で地面を蹴る」意識をお伝えしました。

【その後の変化(患者さんの声) ✨】 2回目の来院時、彼は開口一番、痛みのことではなく、こう仰いました。 「先生、足が勝手に前に出るんです。前ももの疲れが全然違います!」

痛みが減ったこと以上に、「機能が回復したこと」に喜びを感じてくださった。 まさに、身体の使い方が分かっている方の反応でした。

【まとめ 】
ウォーキングは素晴らしい習慣です。 しかし、ローギア(骨盤)が入っていない状態で歩き続けることは、半クラッチで走り続けるようなもの。エンジン(身体)を傷めてしまいます。

「最近、歩くのが遅くなった」「歩き始めが重い」 そう感じたら、それは歳のせいではなく、「ギア」が入っていないだけかもしれません。

一度、身体の整備(メンテナンス)に来ませんか? いつまでも颯爽と歩ける身体を、一緒に作りましょう‍♀️