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こんにちは!

こんにちは!
浜町リッツ整骨院の堀です

『リッツの臨床ノート』、第11回をお届けします。

このノートは、私の臨床現場でのリアルな「気づき」を、皆さんの日常のヒントとして共有するものです。

【リッツの臨床ノート Vol.11】
テーマ:「足が組める」のは、座り方が間違っている証拠?

【患者さんのお悩み 】

40代・男性・デスクワーク

「座っているだけなのに、夕方になると肩も腰もパンパンになる」

「気づくといつも足を組んでしまって、姿勢が悪いのは分かっているんですが…」

【私の考察 】
長時間のデスクワークで疲れる最大の原因。それは、「筋肉で座っている」からです。
本来、座るという動作は、「骨(骨盤)」で支えれば、筋肉はリラックスできるはずです。

しかし、彼の場合、骨盤が後ろに倒れ、背中や腰の筋肉を常に緊張させて身体を支えていました。
「足を組みたくなる」のは、その不安定な骨盤をロックして、楽をしようとする身体の防御反応だったのです。

【解説:骨で座るとは? ✍️】
1️⃣ 坐骨(ざこつ)という、お尻の下にある硬い骨。
ここで座面を捉えるのが正解です。
2️⃣ 坐骨で正しく座れると、背骨が積み木のように自然に積み上がり、上半身の力は抜けます。
3️⃣ 結果、仕事や作業に集中するための筋肉だけを使えるようになり、「座っていること自体」では疲れなくなります。

【当院での提案(実践) ✅】
「坐骨で座る」感覚を一発で掴む、簡単な方法を指導しました。

▼【正しい座り方】

椅子に座る際、まず「太ももの裏」を座面に当てます。

その太ももの裏を座面に押し付けるようにしながら、ゆっくり身体を起こします。

すると、お尻のお肉が逃げて、ゴリッとした骨(坐骨)が座面に突き刺さる感覚がありませんか? これが「骨盤が立った状態」です。

【その後の変化(セルフチェック) ✨】
この状態で、患者さんに「足を組んでみてください」と言うと…
「あれ? 組みにくい!?」と驚かれました。

そうなんです。
骨盤が正しく立っていると、構造上、足は組みにくくなるのです。
逆に言えば、「楽に足を組める」ということは、骨盤が倒れている証拠なのです。

【まとめ 】
良い姿勢とは、頑張って背筋を伸ばすことではありません。 「骨に乗っかって、筋肉を休ませること」です。

仕事中、ふと足を組みたくなったら、それは「骨盤が倒れてるよ!」というサイン。
一度立ち上がり、太もも裏から座り直して、坐骨のスイッチを入れ直してみてください。