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こんにちは!

こんにちは!
浜町リッツ整骨院の堀です

『リッツの臨床ノート』、第六回をお届けします。

このノートは、私の臨床現場でのリアルな「気づき」を、皆さんの日常のヒントとして共有するものです。

【リッツの臨床ノート Vol.6】
テーマ:なぜ、栄養士さんの肘は痛むのか?

【患者さんのお悩み ‍】

40代・女性・保育所の栄養士さん

「特に、布巾を”絞る”時や、ペットボトルの蓋を”開ける”時に肘の外側がズキッと痛む」

「毎日繰り返す動作なので、本当にツラい」

【私の考察 】
彼女の痛みは、典型的な「身体の使い方の非効率性」にありました。 無意識に脇を開き、手首と肘の力だけで絞る「小手先の動き」がクセになり、肘の付け根(外側上顆)に過剰なストレスが集中していました。

【解説:なぜそうなるのか? ✍️】
1️⃣ ペットボトルの蓋: 蓋(小さい方)ではなく、接触面が大きい「本体」側を回す方が、物理(テコ)の力で、圧倒的に少ない力で開けられます。
2️⃣ 布巾の絞り方: 脇を開いて手首だけで絞ると、力は分散します。しかし、脇を締めて身体の軸を使うだけで、ハサミのように「せん断力」が働き、肘の力はほぼ不要になるのです。

【当院でのアプローチ ✅】
この「小手先の動き」を生み出している、根本原因にアプローチしました。

筋膜リリース: 脇が開き、肩甲骨の動きを妨げていた「小胸筋」や「棘下筋」の筋膜癒着を、手技で解放しました️

骨格調整: さらに、体幹との連動を司る「第一肋骨」や、手首の安定性に関わる「月状骨」の歪みを、ソフトな手技で整復しました。

動作指導: その上で、上記の「ペットボトル本体を回す」「脇を締めて布巾を絞る」という、身体に負担のかからない動作を、その場で体感していただきました。

【施術後の変化(寛解) ️】
その場で布巾を絞る動作を再現してもらうと、「あ、痛くない!」「こんなに力がいらなかったんですね…」と、驚きと安堵の表情を見せてくださいました‍

【まとめ (予防の具体策)】
痛み(枝葉)が取れても、その原因(根元=身体の使い方)を変えなければ、必ず再発します。
今回の患者さんには、「脇の下をほぐすセルフケア」と、何より「ペットボトルや布巾を扱う際の、脇を締める意識」を、予防としてお持ち帰りいただきました。

あなたの日常の”無意識なクセ”が、痛みの”真犯人”かもしれません。
心当たりのある方は、ぜひ一度ご相談ください。