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おはようございます!

おはようございます!
浜町リッツ整骨院の堀です⚽️

『リッツの臨床ノート』、第四回をお届けします。

このノートは、私の臨床現場でのリアルな「気づき」を、皆さんの日常のヒントとして共有するものです。

【リッツの臨床ノート Vol.4】
テーマ:「その痛み、様子を見ますか?」股関節痛の分かれ道

【患者さんのお悩み ⚽️】
小学生高学年・男子
「昨日、サッカーのシュート練習中に、右足の付け根(股関節)を痛めた」
「足を上げたり、広げたりすると特に痛い」

【私の考察 】
これは、アスリートにとって非常に厄介な『鼠径部症候群(グロインペイン)』の初期症状です。
一度慢性化すると、非常に治りにくい(難治性)ことで知られています

私が注目したのは、彼が「痛めた翌日に、すぐに来院してくれた」という、その迅速な判断です。
これこそが、この厄介な怪我に対する、「最高の初動対応」でした

【解説:なぜそうなるのか? ✍️】
1️⃣ お話を伺うと、シュート練習で無理な体勢から、体幹(土台)が安定していない状態で、無理なキックフォームを試みた結果、股関節の一点に過剰な負担が集中したようです。
2️⃣ これは、バレエやダンスで、体幹を使わずに無理やり脚を高く上げようとして股関節を痛めるケースと、全く同じ構造です。

【当院でのアプローチ ✅】
まず、骨格調整を行いました。
痛む股関節だけでなく、土台となる骨盤の仙腸関節と恥骨結合との”連結要素”を、ソフトな手技で整合させる調整を行いました️

さらに、発症から一日経過していることを考慮し、患部への直接的なアプローチに加え、あえて反対側(左)の鎖骨や肩甲骨から遠隔的にアプローチし、全身のバランスを再調整しました。

【ホームケア指導 】
この症状は「筋膜の癒着」が再発の引き金になります。
そこで、お父さん・お母さんにもご協力いただき、ご家庭でもできる、簡単な筋膜リリースの方法を指導しました。
お子さん自身でも、自分の身体と対話するセルフケアの方法をお伝えしています。

【まとめ 】
痛みは、身体が発する「助けて!」という”信号”です。
特に股関節の痛みは、根拠なく「様子を見る」ことで、数週間の我慢が、数ヶ月、数年の悩みになる可能性がある、恐ろしい怪我の一つです

今回、すぐに「信号」に気づき、連れてきてくださったご家族の判断が、彼の選手生命を守ったと言っても過言ではありません✨

身体の異変は、コーチや私たち専門家に”正直に”共有すること。
それこそが、本当の強さへの第一歩です。